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A.多くの場合、始めに宿題の確認します。基本、宿題の丸付けはご自宅で行なってもらっています。生徒本人が行なうことが多いのではと思います。この時、自分で答えを見て書いてしまう生徒は少なくないのですが、そのようなことをしても学力はつかないということを話して、自分でコントロールする力をつけていってもらっています。どうしてもそれが難しい場合には、こちらで解答を預かることもあります。
宿題の中で間違っている箇所を授業では再度解説し、本人の理解を確認します。その後、新しい単元の授業に入ります。授業の進め方自体は特に変わったものではありません。ただ、個別に授業をしておりますので、生徒のノートや演習問題で本人が書いた答えの途中経過などは見ています。その時々にこちらで気づいたこと、本人が分かっていないのではと思われること、もしくは勘違いしている解き方や不足していると見える知識などを教えています。授業の解説、ここを生徒がどの程度理解できるかで、先々その科目ができるようになるかどうかがかなり決まりますので、そこは工夫して分かりやすく、かつ関連づけて知識が広がるように教えています。長年、個別で授業を教えていますので、生徒たちが引っ掛かりやすい箇所はほぼ分かっています。そういう箇所では少し時間を掛けて教え、間違った理解をさせないように気を付けています。集団塾でも教えていたことはありますが、個別に教えるようになってから、生徒が書き込んだテキストなりノートなりを見ていて初めて気づいた点は結構あったように記憶しています。
授業速度(進度)については一人ひとり違います。全体的に見ると、やや速めに進めている感じです。例えば、中学3年生の英語の授業では、学校で2〜3週間に進む内容を1回の授業で終えている感じでしょうか。生徒によっては1週間分を1コマで扱うこともありますし、4週間分を1コマで扱うこともあります。それぞれの生徒の理解状況を確認しながら進めていますので、宿題をしていないために記憶すべきことを覚えられていないという場合には、同じ内容を再度扱っていきますし、部分的に分からないところだけ再度解説することもあります。ゆっくりな授業が向いている生徒には、その生徒の歩幅に合わせたゆっくりペースで進めています。自由に授業を組み立てている感じです。保護者の皆さまからご要望がありましたら、そちらに沿えるように授業を進めていきます。ただ、生徒本人の実力を過大評価も過少評価もしませんので、最終的には生徒の能力・取り組み姿勢に合わせた形に落ち着くことにはなります。
A.成績が右上がりで推移していくか、上がり下がりしながら推移していくかは、「勉強の習慣化をつくれるか否か」にかかっています。保護者の皆さまにもいつもお話しておりますが、学校や塾で教えていることでの生徒の学力への貢献度はせいぜい2割〜3割だと考えています。生徒が勉強以外の事柄に興味を強く持っている場合や勉強の重要性を理解しておらず楽に過ごすことに慣れてしまっている場合、学校・ご家庭内が勉強できるような状況でない場合、個人的に悩みや心配があって勉強が手につかない場合など、様々な要因で生徒たちは勉強を進めることができない、もしくは集中力が続かない状態にあることがあり、その場合、学力が上がっていくには時間がかかります。それでもどこかの時点で勉強をし始める生徒は少なくありません。今までの経験上、いわゆる問題児と言われる生徒であっても引きこもりの生徒であっても「勉強ができるようになりたい」と思っています。ですので、彼らが本心で願っている「勉強を分かるようになりたい」ということを実現していく、手助けをしていく、知識が増えていくことの面白味を分かってもらう、という意識で授業を進めています。2〜3割の貢献度ではありますが、生徒を成長軌道に載せていくという意味で、その学力がついていく速度を上げていくという意味で、重要度は高いと考えています。
では、「実際、知塾に通っている生徒さんの成績は上がっているのか」と言いますと、通っている期間にもよりますのでざっくりな感じですが、実力テストにおいて20〜30%の生徒が偏差値10以上、50〜60%の生徒が偏差値5以上、20〜30%は偏差値5未満の上昇、という感じでしょうか。あくまでも教えている科目だけの話です。過去、1か月足らずで5科目平均で偏差値13上がった生徒もいましたし、夏期講習期間だけで、社会や理科の偏差値が10〜13上がる生徒は何人かいました。11月の定期試験で数学が4点であった生徒は、中学3年の12月に教え始めて、3ヶ月足らず後の都立高校入試で数学が40点とれるところまでいきました。生徒たちには常々「勉強はやれば簡単にできるようになるものだよ」と言っていますが、その通り、適切なやり方で適切な分量の勉強をしていけば、1〜3ヶ月後には明らかに違いが出て、テスト結果に少しですが驚くことになるものです。ただ、そこで満足して勉強の手を緩める生徒が少なくないので、先に書いておりますように、「勉強の習慣化」が必要なのです。この勉強の習慣化ができれば、将来、仕事をするようになっても、必要な事柄を習慣化し、継続していけるようになりやすいので、学生のうちにその経験を積んでおくことの価値は非常に高いと言えます。
成績が下がる生徒は稀ですが、ゼロではありません。事情があり、思うようには進められない生徒がいることも事実です。だからと言って、彼らの存在価値が低いという認識は間違っており、彼らも機会があれば成長し、社会的に有用な人材に成長していくことになります。実際、小学や中学で勉強せず、成績が大して上がらない中で入れる高校に入った生徒たちの中には、そこでそれなりに頑張り、就職し、自分で起業して社長になったり、会社で小さな単位ですがリーダーを任されるようになったりした生徒もいます。彼らには、授業中に「勉強ができることは就職に有利に働き、仕事面でもその理解力や記憶力は生かされていくことになるので、できるだけ勉強ができるように頑張った方が良い。ただ、テストでは測られないこと、例えば人間関係力や交渉力、企画力、相手のことを考えていける力、きめ細やかさ、正直さ、勤勉さ、リーダーシップ、忍耐力、ひとつのことに打ち込んでいく力、など学校では評価されないが社会では大きく評価されていく事柄が結構あるので、勉強ができることに越したことはないが、できなくても自分は駄目だと思う必要はない。少しずつ自分ができることを継続していく練習をしていけば良い」というような内容の話をしています。自暴自棄にならず、できることをコツコツと続けていくことが勝つコツであることを実体験して欲しいものと思います。
A.生徒一人ひとりに別々に授業を行なっておりますので、授業開始はいつでも大丈夫です。ご本人が「塾で勉強しようかな」となりましたらお越し下さい。
ただ、成績が芳しくなく、このまま放置しておいたのでは大変なことになる、と親御さんがご判断されるのでしたら、本人があまり乗り気でなくても一度塾にお越し頂いても良いかと思います。私の方で、ご本人に対して、現実的にみて今後どうなる可能性が高いかをお話しさせて頂きます。もし、現在志望校が決まっており、現在の偏差値から5以上必要とするのでしたら、生徒本人の意欲と今までの勉強量によって変わりますが、入試までできれば1年以上の猶予は欲しいところです。偏差値が5以上高い学校を安全校にするには、8〜10は上げておく必要があるためです。目標校が決まっている中学生で、実力が偏差値で5以上低いのであれば、中学2年生の早い段階でお越しいただいた方が良いでしょう。成績の伸び方は人それぞれですが、入試までの期間が長ければ長いほど学力を伸ばすことができますし、安定していきます。時期を逃さずにお早目にご相談ください。
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